★尺貫法に関して 日本では面積などの単位として、「町」や「反」などを用いた、尺貫法が用いられてきました。従って、歴史的な文献を解読するためには、尺貫法の知識を必要とするときがあります。 ここでは、容量・重量・面積に関する尺貫法を用いて、それらの四則演算・並び替え・グラフ表示を行います。 容量・重量・面積に関する尺貫法の単位を、表1と表2に示します。表1では、各単位間の関係を、表2では、最小単位との関係を示します。 ★尺貫法の演算 算用数値と尺貫法で記載されたデータにたいして、 @四則演算(加算・減算・乗算・除算) A値の大小順に、データの並び替え B複数個の項目に関して、総和を求める Cデータのグラフ表示、 ができます。 ★入力データ 入力データは、表計算ソフトで使用される行列形式のCVSデータとして、パソコンのファイルから入力します。 一行目と一列目は、タイトルとします。演算は、異なった列間の同一行に対して行います。 |
容量 | 1石 = 10斗 | 1斗 = 10升 | 1升 = 10合 | 1合 = 10勺 | 1勺(夕) = 10才 |
重量 | 1貫 = 6.25斤 | 1斤 = 160匁 | 1匁 = 10分 | 1分 = 10厘 | 1厘 = 10毛 |
面積 | 1町 = 10反 | 1反(段) = 10畝 | 1畝 = 30歩(坪) |
容量 | 1石 = 100000才 | 1斗 = 10000才 | 1升 = 1000才 | 1合 = 100才 | 1勺 = 10才 |
重量 | 1貫 = 1000000毛 | 1斤 = 160000毛 | 1匁 = 1000毛 | 1分 = 100毛 | 1厘 = 10毛 |
面積 | 1町 = 3000歩 | 1反 = 300歩 | 1畝 = 30歩 |