（１）地球上の任意の観測地点における、太陽・月の高度・方位を計算し、与えられた条件を充たす日時を検索します。
なお時刻表示は、日本時です。

（２）グーグルマップＡＰＩを利用して、観測地点の緯度・経度と太陽・月が見える方角と高度を決めます。

（３）二地点間の距離・方位・高度が求まります。
距離の単位は、メートル。方位は、北から時計回りの角度。高度は地平線からの角度です。
なお高度は、日本だけに限られています。

（４）高度の算出には、LatLng2Height:::緯度経度から標高算出APIを利用しています。

（２）『地図：表示』をクリックするか、地名を入力し『地名・住所検索』をクリックして、地図を表示します。

（３）確認ウィンドウの『ＯＫ』をクリックした後に、『＋（広域）』、『−（詳細）』、『地図（市街地図を表示）』、『航空写真（航空写真を表示）』、『地図＋写真（航空写真に道路名を表示）』のボタンやドラッグなどの機能を利用し、観測地点を決めます。

（４）マウスの左ボタンをクリックし、確認ウィンドウの『ＯＫ』をクリックします。

（５）観測地点の『取得』をクリックすると、グーグルマップで決定した地点の緯度・経度・標高が、テキストフィールドに表示されます。
なお、標高のデータは、日本に限られています。また、地名のフィールドは必ずしも入力の必要はありません。

（６）次に、太陽の見える地点の方位・高度を決めます。
先ほど立ち上げたグーグルマップを表示して、（２）〜（５）の操作を繰り返します。
今度は、太陽の見える地点の緯度・経度・標高だけでなく、観測地点からの距離・方位・高度が表示されます。
高度は、山の頂から日が昇る時刻の検索に利用できます。

（７）検索条件に用いられるデータは、方位と高度だけです。方位と高度の範囲を、『±』のテキストフィールドに入力します。

（８）同様に、月の見える地点の方位・高度を決めます。

（９）検索開始日の年・月・日を、それらのテキストフィールドに入力します。また、計算日数も入力します。
『検索開始』をクリックすると、計算結果が表示されます。条件検索の計算は、１０分間隔でなされます。

（１０）条件検索の計算結果は、与えらた太陽と月の条件を同時に充たす場合だけ表示されます。
太陽だけの条件検索を行いたい場合には、月の高度・方位の範囲『±』のテキストフィールドに「０」を入力します。
また、月の方位の範囲『±』のテキストフィールドに「０」を入力した場合は、月の方位が０〜３６０度となり、与えられた太陽の方位・高度と月の高度の条件を充たす場合だけ検索します。

　摩周湖・第三展望台より摩周岳の頂きに、２００７年の中秋の月（望は２００７年９月２７日４時４５分）がさしかかる時刻を求めます。
第三展望台から摩周岳の方位と高度は、１００．２と１．２と求まります。
太陽の検索条件として、高度・方位とも『±』のテキストフィールドに「０」を入力します
以下は、計算結果の出力です。